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ドレーナーとトラップの違い

オリフィス型ドレン排出装置(ドレーナー)とは、オリフィス理論と毛細管現象を利用して排出孔(オリフィス)のみで蒸気中のドレンを排出する機器です。スチームトラップとの相違点として以下が挙げられます。

① 弁体の無い単純構造である為、弁体の劣化による蒸気漏れが発生しない。

② ドレン発生量に併せたオリフィスを設計する必要がある。

③ 排出可能なドレン量、蒸気量があらかじめ把握できる。

スチームトラップ

スチーム・Z(ドレーナー)

弁体制御 

弁が排出口を調節します。

・オリフィスの口径で制御。 

ドレン量に最適な口径を設計します。

弁体制御 オリフィスの口径で制御
・弁体が摩耗、変形すると蒸気が漏れる。 ・弁体が無いので故障がない。
弁体が摩耗、変形すると漏れる 弁体が無いので故障がない
弁体が摩耗、変形すると漏れる 弁体が無いので故障がない

 

ディスク型トラップと固定オリフィス型ドレン排出装置の対比
ディスク型固定オリフィス型
1.ドレン排出方法 ・弁の作動により間欠排出 ・オリフィス(孔)により連続排出
2.メンテナンス及び特徴 ・3~5年で取り替え ・耐久年数 20年以上
・弁の開閉動作が多い ・動く部位は無い
・作動に同伴蒸気が必要 ・同伴蒸気漏が殆どない
・故障しやすい ・故障しない
・経年劣化する ・経年劣化しない
(初期性能を長期間維持)
・使用年数に伴い蒸気漏れ増加 ・使用年数に関係なく蒸気漏れは殆どない
・常時メンテナンスしないと
初期性能維持が困難
・メンテナンス不要
3.選定方法 ・ドレンが溜ったら排出する方
法なので配管径で選べる
・使用条件に合ったオリフィス選定が必要
最大ドレン量を知る必要がある
4.錆による詰まり ・時々発生する ・時々発生する